季節外れの汗ばむ陽気の中、今日は朝から東京国際フォーラムへ行ってきました。
毎月第一・第三日曜日は大江戸骨董市の日だとのことで、どうしても1度行ってみたくて!
初参戦でした。
お目当ては帯締めと帯留め!!
いや、まだ帯留めの使い方知らないんですけどね笑
先日Youtubeで半幅帯の結び方を探して見てみたら、半幅帯でも基本は(?)帯締めがあった方が望ましいと初めて知りました。「そうかー。うちには着物セットについてきた三分紐が1本と、母のお古の丸組と平組があるけど、母のはどっちも朱色で、帯と同系色になっちゃうしなー」と思って。
なんか素敵な掘り出しものがあればなあと☺️
(着物や帯などの大物は、きのうの帯で懲りたので……笑
屋外でシミを確認しきることは、少なくとも私には無理だと思いましたし、たくさんの着物の中から自分サイズのものを見つけるのも至難。ちょっと私にはまだハードル高すぎるので、やめておきました。)
いいものが売りきれちゃう前に行きたいなと思って、10時ちょっと前には東京駅に着いたのですが、地下コンコースから会場の地上広場への行き方がちょっとよく分からずしばしウロウロ。
ようやく広場に出ると、すでにお店がずらりと並んで、たくさんの人でごった返してました。
有楽町駅側の入り口(?)付近で、動画を撮りながらひとりでキャッキャと興奮気味にしゃべってる白人男性がいて、この場がどういうものであるか端的に示しているようで印象的でした。
外国の方すごく多かったですね。
お店は西洋のアンティークから古いおもちゃやからくり人形やら器やら刀のツバとかほんとうにさまざま。
とりあえず私は着物っぽいお店を探してしばらく歩いて、中ほどまで来てようやくそれらしいお店を発見。
その奥にはちらほらと着物を並べているお店が複数ありました。
実は私は最初、黒の帯締めを探していて。
というのも、おなかの真ん中に黒がくればビシッと締まるような気がして。黒なら汎用性高いですし。
でも最初に立ち止まったお店で、帯締めの山の中から黒いものを見つけてひっぱりだしたら、まだ紙が巻かれたままの状態で、そこに「喪服用」とはっきりと書かれてあって笑
「あーなるほどなるほど、着物で黒っていうと喪服になっちゃうのね!!!」とそこで初めて理解しました。
いや日本では本来的には喪服は白で、黒無地=必ずしも喪ではない……という話はなんとなく知っているのですが。
少なくとも現代においては、黒い帯締め=喪服用???
特にこういう中古のものを扱う場所では、もしかしたらすでに誰かの葬儀で着用済みだったりする……??などと考えてしまって。
自分はそんなに縁起とか気にしない方だと思っていたのですが。なんとなく「少なくとも中古で黒は、やめとこう」って思いました笑
で、2店舗目で、一つ三百円と書かれた帯締めの山をまた発見。鮮やかなピーコックグリーンのものと、オレンジに銀と黒の模様が入ったかっこいいもの、2つを購入することに。店主のおじさまにお願いしますと声をかけると、「五百円」とひとこと返ってきました。えーっ何も言ってないのに値引きしてくれた!!嬉しい!!
それからまた別の2つのお店で1本ずつ、帯締めを買いました。こちらは白からうっすらと黄緑がかって、白い花の模様が入っているものと、紫とピンクのシンプルなもの。それぞれ五百円でした。
帯留めは探したのですがあんまり数がなくって、あってもお高かったり、デザインもあんまり好みではなかったので諦めました。
代わりといってはなんですが、蝶のブローチを1,000円で買ってしまいました。ひとめぼれでした。これを帯留めにしてもいいわけですよね!!!
そんなこんなで、気づいたら1時間くらい歩き回ってて、だいたい全部見終えたところで疲れちゃったのでそのまま帰ってきました。
どこかでランチでもしようかと思ったんですが、ふとお金がもったいなくなって、家で食べることにしました笑
骨董市の様子。
戦利品↓
ぜんぶかわいい!
今度はお着物でこういうところ行けたらいいなって思います☺️