夏用の着物や帯、小物をわさわさと集めはじめています。
メッシュの帯板や衿芯とかも買ってみました。ふつうのものより多少涼しいらしいと知って。
ちょっと気が早いかもしれませんが……不安なんです。
というのも、本格的な夏になってから慌てても、すでに欲しいもの・必要なものは売り切れてしまっているんじゃないか、とか。異常に高騰したりしないだろうか、といった恐怖が頭の中でいっぱいなのです。
なんでも買い溜めしておきたいタイプですね。ほらオイルショックとか大震災とかあったわけじゃないですか。事が起きてから焦って買おうとしても、すでになくなっているというのが怖いんです。
少し季節をずらした方が安く買えるんじゃないか、という魂胆もありました。
それで、早め早めに動いておこうと思ったんです。
ただ、今度は焦りすぎてしまって笑
まだ着物のいろはもよく分からないのに、紗や絽(化繊の)をいくつかヤフオクで落としたり……。夏場にそんなに着るかどうかもまだ分からないんですけど。
下手に先を読みすぎて、効率や合理性を求めすぎて、逆に無駄遣いになってそう😂
私は変なとこで完璧主義なんですよね。悪い意味で。
まだ着物をはじめたばっかなのだから、不格好になっても仕方ないし、普通の着物好きの方ならそれも全然分かってくれると思うんですよ。
着物や帯を1枚しか持っていなくたって、少なくともお教室の先生や生徒さんたちは皆さん、おおらかに受け止めてくれます。
いろんなところが完璧じゃなくても全然OK。むしろ当たり前。
何か瑕疵を見つけても、わざわざあげつらって恥をかかせるようなことは、絶対にしない。
だから結局、一番自分に厳しいのは、私自身なんです。
妙に見栄っ張りで、格好つけたがりで。
少しでも完璧に近づけたい、理想の自分に近づきたいという欲でいっぱい。
そういう自分のことはあんまり好きではないな、と思います。
というか、本当の自分はとにかくあちこち抜けまくってて、ぽんこつなんだから、そういう自分も受け入れて鷹揚に構えていたいです。そのほうが精神衛生上も、いい気がするんですけど。
その一方で、小賢しくて損をしたくない意地汚い自分が、それを許さない。恥をかいたり傷つくのが異常に怖い、弱い自分もいます。
それで焦ってしまうんですよね。
お教室がはじまる前もそうでした。
すべてレンタルできるのだから手ぶらでいいって言われてるのに、全部自分で揃えてしまって。それってなんだかすごく無駄だったような。焦るだけ損だったような気もするのに。
同じことくりかえしてますね。はあ。
お教室では講座は基本3ヶ月ごとで、初級も中級も上級クラスも、ひとまず4月生は6月でコースを修了します。
7月には修了式がホテルで行われますし、下旬にはこれも教室主催のお食事会で、懐石料理を食べに行く予定も入っています。
8月はどうなるかまだ分かりませんが、そういう催し物はまたあることでしょうし、私は多分参加すると思います。今のところ。
あっそういえばまだ書いていなかったですが、私は初級コースが終わったら中級に進もうと思っています。
私が通う『いち瑠』さんでは、初級で一重太鼓までをやり、中級コースでは袋帯で二重太鼓を勉強しつつ、カジュアルの着方をもう少し深めることをやるそうです。
私は少なくとも二重太鼓までは自分でできるようになりたいし、カジュアル着物ももうちょっと極めたい。
なので6月でいったん初級修了した以降も、できれば通いたいな〜〜〜〜というのが、今の私の考えです。
また気が変わるかもしれませんが。
だから夏も着物を着たい、着る予定でいるのです。
それで夏向けの小物とか、早いうちに揃えておいた方がいいのかもと、今から焦っていたわけなんですね。
あーーーこうやって書いてると、なんだか一周回って頭悪いですよね。
先を見越して焦っても、その結果『今』がおろそかになれば、足元が危うくなるんじゃないか、自分?
初級すら修了できなくなるぞ?? 落ち着け? な??
そんなこんなで、ネットで買い漁った細々としたものが、続々と届いています。
1つ1つは大した額ではない、小物も多いんですが。
これだけ大量に届くと、色々気にしてしまいます。配達員さんの目とか笑 「買いすぎだろ」って思われてないか、とか。
書いていてまたひとつ気づきましたが、私ってめちゃくちゃ小心者ですね。あらゆることが怖いのです。ビクビク。
ーーー
話変わりますが、懐紙を買ってみたんですよ。
お食事の席で衿のとこに忍ばせたくて。でも綺麗に使うにもコツが入りそう、というか、初めて使うときはもたついてスマートにできなさそうで、これもまた不安です。
手皿の代わりに、などとよく言われますが、この際は1枚だけ取り出して使えばいいんでしょうか……。
それと真っ白な手拭いを買ってみました。
これもお食事の際、お店でナプキンが用意されてなかった時などにひざや帯にかけられたらいいのかな、と。
柄付きも考えましたが、その柄によって人からどのように見られるかを考えると、どんな色柄もあざとい気がしてきてしまいました笑
自意識過剰ですね。めんどくさ人間。
結局顔のライトアップ効果なども期待して真っ白な無地になりましたね……これはこれでつまらないですね。
手拭いは着物を着る際の補正にも使えるようなので、もう数枚あってもいいかもしれません。
あと、これはまだ買おうか迷っているものなんですが、扇子について。
せっかく着物が綺麗に着られてもハンディファンじゃちょっと格好つかないぞ、と思い、いまは扇子を探しています。
本当は骨も扇面も全部真っ黒なのがいいんですが……やっぱり黒=喪になっちゃいますかね。
「いいじゃんいいじゃん、そんなの気にしない!!!」と言いたいところなんですけど、きっと私のことだから、もし真っ黒な扇子を見た人がぎょっとしたら、その表情だけで心が折れそうです。
それで、無難そーな扇子を……などと思っているわけなんですが。
こうして書いて見ると、なんかつっまんない人間だなって思う自分もいますね。他人の目なんて気にしなきゃいいのに。
でも気にしてしまうんですね。気が小さい人間なので。仕方ない。
あと懐紙入れを探してみたんですが、いいのが見つかりませんでした。
なので自分で作ろうかなって思っています。
少しですが洋裁畑にいた人間なので、簡単なポーチくらいはすぐ作れます。
ただ、扇子も入れられるようにしたい(それとできれば持ち運び用の着物クリップとか、万が一の時の安全ピンなども入れたい)ので、だとすると扇子を買ってからサイズを合わせたほうがいいかなあと。
ぴったりサイズで作りたいので。
とすると、とにもかくにも扇子だなあ。どうしよう……。