けっきょく着物着ました。
デニム単衣なんですが、こないだ着たあと脱ぎっぱなしで丸めてあったやつをそのまま着たら、案の定しわくちゃでしたね……
ちゃんと洗ってアイロンかけます……
中はうそつき襦袢で、筒袖のもの1枚のみです。あと和装ブラと腰の補正パッドは一応入れてます。
今日みたいな天気(気温20度以下)では、単衣に半襦袢では寒いのでは……??と不安でしたが、意外とふつうにあったかいです。
なんてったって着物ですもんね、ぐるぐる巻きなので、思ったほど寒くはないんですね。
お太鼓練習。
右手で垂れを広げる時、向きを逆にしてしまい、ちょっと手間取りました。
おかげでどっちの方向に広げればいいか分かった気がします。
買ったばかりの三分紐で、帯留は先日大江戸骨董市で買ったブローチ。
帯もちょうちょ柄なのでいいかなと。
どうしても衣紋が詰まってしまうのですが、その理由が分かったかもしれません。
もしかすると、後から詰まるというより、最初から抜けてないのかな、と思いました。
私は首猫背で、ふだんは首が肩に埋まるようにして前に出てるんだと思います。
それで、まず襦袢を着て衣紋をチェックするわけですが、その時はある程度抜けているような気がするんです。首が前に出ているから。
でも着物を着て帯を締めて背筋が伸びると、首猫背もある程度矯正される。首が元の位置に戻る。すると空いていたはずの衣紋が詰まったような感じがする。
これが仮説です。
対策としては、襦袢を着る時点でできるだけ背筋を伸ばし、その状態で衣紋をチェックする。
もしくは握りこぶし一つ分以上、その倍くらい衣紋を抜いておく。
これでやってみようと思いました。
……といいつつ、次着る時にはまたまるっと忘れていそうです。
帯板に角度をつけるのも、いつも忘れてしまうし。なー。
初めて着物を着て家の中を歩いたり座ったりした時は、裾とかすごく気をつかっていました。
が、今日のはデニム生地だからというのもあるのかもしれませんが、座る時も気づけば足を広げているし、裾くしゃくしゃのまま床に座ったり、階段の上り下りも雑になってきました。
Xにも書きましたが、着物を着れば自然と美しい所作が身につく、というようなことはなくて、私のようなガサツ人間の場合、着物を着ていてもガサツに動けるすべを習得するだけなのかもしれません。
三つ子の魂百まで。もう30年以上ガサツで育った人間が、今さら美しい所作を身につけるなんてできないのかもしれません。ほろり