よちよち着物日記

右も左もわかりません!!!

洗濯失敗😂

先日ヤフオクで落とした紺の小紋。

状態は悪くないものの、古い臭いがあって気になっていたのですが。

昨日これを丸洗いしてみました。

結果から言うと……無事、縮みました!!!😂

 

基本的に私は家で着物をガツガツ洗いたいなと思ってます。

とりあえず裄丈で薄物を探していて、シンプルで素敵な小紋を発見。

商品説明の欄には『化繊』と書かれてあって。

化繊なら自宅で洗えるのでは??と思い購入しました。

でも確かに、思い返してみると、商品ページのどこにも『洗える』の文字はなかったんですよね……。

 

昨日はひとまずバケツに水を張って、しばらく浸け置きしてみました。

ものによっては水に浸すことで臭いがきつくなることもあるとかで、そのまま洗って洗濯機に嫌な臭いがついたらやだなあと思ったので。

消臭・除菌目的で、オキシクリーンを混ぜた水に20分くらい浸けておきました。

水を流したら、ものすごく色落ちしてました。

白い襦袢類と一緒に直で洗濯機に入れてまわすことも考えていたので、つけおきしてよかったーーー!!!と思いました。

まあここまではよかったんです。

洗濯ネットに入れて、普通に洗濯機に放り込みました。うちの洗濯機におしゃれ着洗いみたいな高等な機能はないので、いつもの通りの自動設定でスタート。

特におしゃれ着用の洗剤も使いませんでした。だって化繊だもん(雑)

そしていつも通り脱水。

取り出してみたら……ん??? なんか袖短くない???

慌ててハンガーにかけて、もうひとつ干してあった別の小紋と比べたら……案の定、明らかに袖が短い。

いやでも、誤差の範囲でしょ!!! ダイジョブダイジョブ!!! と謎の楽観で気を持ち直し、しわが目立ったのでひとまずアイロンをかけることにしました。

当て布を当てて丁寧にアイロンがけ。

でも……やっぱりなんか変……。

というのも、縫い目がパッカリングを起こしたみたいになってる(※パッカリングは洋裁用語で、薄物をミシンで縫った時などに糸が引きつれて生地が波打つことを言います)

衿の裏地がついているところも、キセがかかっているとしても、なんとなく寸法が合わないような……? なんだかもたつくんですよね。ピシッとならない。

まあでも乾いて、着ちゃえば、目立たないでしょ!!! と見て見ぬふりを決め込むことにしました。

現実からことごとく逃避していくスタイル。

とりあえず家の中に吊るして乾かすことに。

でも、夕ご飯を食べながらも視界に入るそれは……見れば見るほどに……短い。袖が。

おかしいなあと思い、再び落札ページから商品説明の項目をみると、裄丈は64.5と、むしろ少し長めくらいだったはずでした(私は裄64)

だんだん不安が募っていきました。

半乾きになったくらいで、一度恐る恐る着てみました。

すると!!!

案の定!!!!

つんつるてんになってた!!!!!!😭😭😭

あーーーーーーやっぱり!!!縮んでた!!!!!

調べたところ、生地は化繊でも縫い糸が天然素材である可能性もあるようで、その場合糸だけ縮んでひきつれちゃったりするみたいなんですよね。

でも今回の場合は、袖全体が明らかに短くなっていることからして、糸の問題だけではなさそう。

もしかすると、生地は化繊と天然繊維が合わさっていたか、あるいは天然繊維オンリーだった可能性もありそうです。

(繊維に詳しくないので分からないのですが……)

あーーーーーーーーやっちまった!!!!!

一体どこで間違えたんでしょう。

ヤフオクの商品説明の化繊という文字を信じたところからでしょうか。

いや……『洗える』という文言がないのに、化繊なら洗えるはずだと都合よく解釈したところか。

私の落ち度ですね。

 

とりあえず縮んだ着物は、家で着ようかなって思います。夏場なら袖短いくらいでちょうどいいかも。

それか、元からサイズの合わないアンティークだったということにして、中にブラウスでも着ようかとも思ったんですが……シンプルな紺色の着物なので、いまいち映えないかな。

 

こういうのを避けるには、最初から『洗える』とデカデカと銘打ってある新品のものを買うべきなんでしょうけど。

プレタはな……安いものはすぐ売り切れちゃうし。Mサイズからしかなかったりするし(腕短い星人なので……)

誂える金はねえし。

中古とうまく向き合っていくのが、やっぱり一番妥当なのかなって思います。

今回の件はショックだったけど……まあ仕方ないとして割り切るしかないですね。

はあ……だとしてもやっぱり、がっかりでした。ハハハ。笑うっきゃねえ。